琉球ガラス村に立ち寄ってみた|種類豊富なショップと工房見学を紹介
沖縄本島南部を回った日、ひめゆりの塔を訪れたあとに、 琉球ガラス村へ立ち寄りました。
琉球ガラスの制作体験ができる施設として知られていますが、 今回は体験への参加が目的ではありません。
施設内を歩きながらショップやギャラリーを見て、 職人さんが実際に琉球ガラスを作っている工房を見学しました。
実際に立ち寄って印象に残ったのは、 琉球ガラスの商品が想像以上に豊富だったこと。
さらに、完成品が作られていく現場を間近で見られ、 外観や館内のガラス装飾も美しく、 建物を眺めながら歩くだけでも楽しめる施設でした。
ひめゆりの塔の近くに、こんな場所もあるんやな。
そうやねん。体験がメインの施設やと思ってたけど、見るだけでも意外と楽しかったで。
まず結論|沖縄南部を回る途中に立ち寄りやすい施設
琉球ガラス村は、ひめゆりの塔など沖縄南部を巡る途中に立ち寄りやすい施設です。
ここだけで一日を過ごす大型テーマパークというより、 南部観光の予定に組み込みながら、 琉球ガラスの色彩や職人技に触れられる場所という印象でした。
制作体験に参加しなくても、次のような楽しみ方があります。
- 種類豊富な琉球ガラスをショップで見る
- ギャラリーで工芸作品を鑑賞する
- 職人さんが実際に制作する様子を見学する
- 色鮮やかな建物や館内装飾を見る
「ひめゆりの塔を訪れたあと、近くでもう一か所立ち寄ってみたい」 というときに知っておくと、旅の選択肢が一つ増える施設です。
ここからは、実際に歩いて特に印象に残った 建物、ショップ、工房の順に紹介します。
まず目に入ったのは、琉球ガラスの商品よりも先に、 施設全体を彩っていた建物そのものの美しさでした。
入る前は、正直ここまで建物がきれいやと思ってなかったわ。
商品を見る前から、もう見どころがある感じなんやな。
外から見ても、中へ入っても美しい建物
琉球ガラス村に着いて、最初に目を引かれたのが建物の外観です。
大きく湾曲した白い屋根の下には、 青や赤、黄色などで装飾された柱が並んでいます。
沖縄らしい赤瓦の建物とはまた違う雰囲気で、 現代的でありながら、手作りの温かさも感じられるデザインでした。
訪れる前は「琉球ガラスを買ったり、制作体験をしたりする場所」 という印象を持っていましたが、 建物そのものにも見どころがあります。
館内へ入って上を見上げると、 天井には大きな円形のガラス装飾が広がっていました。
赤を中心に、青、緑、黄色が重なったデザインは、 万華鏡をのぞいているようにも見えます。
白い壁に鮮やかな色が映え、 ショップを見る前から、思わず足を止めて見上げたくなる空間でした。
館内には天井だけでなく、 ガラスで作られたハイビスカスやヤシの木の装飾もあります。
グラスや器として並ぶ完成品だけでなく、 植物や建物の一部にまでガラスが使われているため、 施設全体を通して一つの作品を見ているような感覚がありました。
外観から館内の天井、壁面の装飾まで、 琉球ガラス村ではショップへ入る前から色鮮やかなガラスを楽しめます。
そして、建物を見たあとにショップへ進むと、 琉球ガラスの色や形には、さらに多くの種類があることに気づきました。
想像以上に種類が多い琉球ガラスのショップ
今回、琉球ガラス村の中で個人的に一番長く見ていたのが、 琉球ガラスの商品が並ぶショップとギャラリーです。
訪れる前の僕は、琉球ガラスと聞くと、 沖縄の海を思わせる青いグラスや、 小さな気泡が入った器をイメージしていました。
もちろん、ショップには鮮やかな青色のグラスも数多く並んでいます。 ただ、実際に見て回ると、それだけではありません。
同じ青系の商品でも、透明感の強いもの、深い青色のもの、 白い模様が重なったものなど、それぞれ表情が異なります。
琉球ガラスって、青いグラスのイメージが強かったわ。
オレもそう思ってた。でも実際は色も形もかなり多くて、ショップを見て回るだけでも飽きへんかった。
青や水色だけでなく、赤、緑、黄色、透明、黒を基調にした作品もあります。
商品の種類もグラスだけではありません。 皿や小鉢、花器、酒器、アクセサリー、インテリアとして飾れる作品など、 売場を進むたびに違った琉球ガラスが現れます。
日常で気軽に使えそうなものから、 大切な人への贈り物として選びたくなるものまで幅が広く、 買うものを決めずに見ているだけでも楽しめました。
琉球ガラスには手作りならではの色や形の違いがあります。
同じシリーズに見える商品でも、 模様の入り方や色の重なり方には少しずつ違いがあり、 一つずつ見比べながら選びたくなります。
沖縄らしいお土産を短時間で探すこともできますが、 時間に余裕があれば、棚ごとの色やデザインの違いを見ながら、 ゆっくり歩いてみるのがおすすめです。
ショップを見ていると、 琉球ガラスは「沖縄土産のグラス」という一つの形に収まるものではなく、 色や用途、作り手によって印象が大きく変わることが分かります。
ショップの奥には、工芸作品を鑑賞できるギャラリーも
琉球ガラス村には、普段使いしやすい商品が並ぶ売場だけでなく、 琉球ガラスの工芸作品を落ち着いて見られるギャラリーもあります。
ギャラリー内は黒を基調とした空間で、 壁の展示棚や中央のテーブルに、一つずつ作品が並べられていました。
明るくにぎやかなショップとは雰囲気が変わり、 小さな美術館へ入ったような静かな空間です。
ここでは、グラスや小さな器だけでなく、 大きな皿、花器、立体的なオブジェなども展示されています。
食卓で使うガラス製品とはまた違い、 色の重なりや形そのものを鑑賞する作品が多く、 琉球ガラスの表現の幅を感じられました。
中には黒や銀を基調にした重厚な作品や、 鮮やかな赤色が目を引く作品もあります。
「琉球ガラスは明るい青色」という訪れる前のイメージが、 ギャラリーを歩くうちに少しずつ広がっていきました。
また、光の当たり方によって、 普段とは違った色合いを見せるガラスも展示されています。
ショップで自分が使う商品を探し、 ギャラリーでは作品としての琉球ガラスを眺める。
同じ施設の中で両方を見られるため、 琉球ガラスに詳しくなくても、色や形の違いを自然に楽しめます。
そして、完成した作品を一通り見たあとには、 それらが実際に作られている工房へ向かいました。
商品の種類の多さにも驚きましたが、 完成品が職人さんの手によって形作られていく現場は、 また違った面白さがありました。
職人さんが琉球ガラスを作る現場を見学
ショップやギャラリーで完成した作品を見たあと、 琉球ガラスを実際に作っている工房へ向かいました。
工房では、職人さんが高温の窯の前で作業しています。
熱せられたガラスを道具で扱いながら、 回したり、形を整えたりして、 一つの作品へ仕上げていく様子を見学できました。
華やかな商品が並ぶショップとは違い、 工房の中には大きな窯や作業台、道具が並んでいます。
職人さんは一つの場所に立ち続けるのではなく、 窯と作業台の間を移動しながら、 ガラスの状態を確かめていました。
見学していると作業は流れるように進んでいきますが、 扱っているのは赤く熱せられたガラスです。
完成したグラスや器からは見えにくい、 工房の熱気や緊張感まで感じられる場所でした。
完成品を見たあとに作ってるところを見ると、印象変わりそうやな。
変わるな。一つずつ手で形を整えてるのを見ると、さっき見てたグラスも急に違って見えたわ。
ショップでは色や形の違いに目が向いていましたが、 制作現場を見たあとは、 一つひとつが手作業で作られていることをより強く意識しました。
熱したガラスは、職人さんが動かしている間にも 少しずつ形を変えていきます。
その変化に合わせて道具を当て、 ガラスを回しながら形を整えていく姿は、 見ているだけでも引き込まれました。
ガラスを回しながら、少しずつ形を整えていく職人さん。完成品だけでなく、作られる過程まで見られるのが工房見学の面白さです。
琉球ガラスについて詳しい知識がなくても、 ガラスが柔らかい状態から少しずつ形になっていく様子は、 見ていて分かりやすい面白さがあります。
長い説明を読まなくても、 目の前の動きを見ているだけで、 完成品の向こうにある手仕事を感じられました。
制作体験に参加しなくても、見る楽しさがある
琉球ガラス村では、 自分で琉球ガラスを作る制作体験も用意されています。
ただ、今回は制作体験には参加せず、 ショップやギャラリー、工房を中心に見て回りました。
それでも、 建物の装飾を見て、さまざまな作品を眺め、 実際に作られている現場まで見学できます。
「体験をする予定までは立てていないけれど、 琉球ガラスを少し見てみたい」
そんな立ち寄り方でも、 十分に楽しめる内容がありました。
特に印象に残ったのは、 見る場所によって琉球ガラスの表情が変わったことです。
- 建物では、光を通した鮮やかな色を楽しむ
- ショップでは、日常で使える商品を見比べる
- ギャラリーでは、工芸作品として鑑賞する
- 工房では、一つの作品が生まれる過程を見る
同じ琉球ガラスでも、 見る場所が変わるたびに違った魅力がありました。
ひめゆりの塔など沖縄南部を回る途中で、 少し立ち寄れる場所を探しているときにも組み込みやすいと思います。
次は、琉球ガラス村の場所や営業時間など、 訪れる前に確認しておきたい基本情報を簡単にまとめます。
琉球ガラス村の基本情報
最後に、琉球ガラス村を訪れる前に確認しておきたい 基本情報をまとめます。
施設名
琉球ガラス村
所在地
沖縄県糸満市字福地169番地
営業時間
9:30~17:30
休業日
年中無休
入館料
無料
駐車場
無料駐車場あり
ひめゆりの塔から
車で約3分
※営業時間や体験メニュー、受付状況などは変更される場合があります。 訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
ひめゆりの塔から近いため、 南部観光の流れを大きく変えずに立ち寄りやすい場所です。
制作体験へ参加する場合は滞在時間が変わりますが、 今回のようにショップやギャラリー、工房を見て回るだけなら、 旅程の合間にも組み込みやすいと感じました。
琉球ガラス村の入口周辺。色鮮やかな建物や、施設前の雰囲気を事前に確認できます。
沖縄南部をもう少し楽しむなら
琉球ガラス村とあわせて、 沖縄南部には自然や文化に触れられるスポットがあります。
同じ南部エリアでも楽しみ方が異なるため、 旅行で味わいたい体験に合わせて選んでみてください。
鍾乳洞が崩れてできた谷を、専属ガイドと一緒に歩くツアー。 森の空気や巨大なガジュマルを間近で感じたい人に向いています。
玉泉洞、琉球文化、伝統芸能などをまとめて楽しめる複合施設。 沖縄らしい見どころを一度に巡りたいときの候補になります。
琉球ガラス村で色彩や職人技に触れ、 ガンガラーの谷では沖縄の自然を歩き、 沖縄ワールドでは洞窟や文化を幅広く楽しむ。
それぞれ体験の性格が違うため、 南部観光の予定に組み合わせることで、 一日の中にも変化をつけやすくなります。
まとめ|南部観光の途中で、沖縄の色と手仕事に触れる
琉球ガラス村は、 ひめゆりの塔など沖縄南部を回る途中に立ち寄りやすい施設です。
今回、特に印象に残ったのは、 次の3つでした。
- 建物やガラス天井の色鮮やかな美しさ
- ショップに並ぶ琉球ガラスの種類の多さ
- 職人さんが実際に制作する現場を見られること
制作体験に参加しなくても、 作品を見て、建物を歩き、 ガラスが作られていく様子を眺める楽しさがあります。
沖縄南部を巡る予定の中で、 少し時間に余裕がある。
そんなときに、 琉球ガラスの色や手仕事に触れられる場所として、 立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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